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2011年12月1日〜
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極域環境データサイエンスセンター

国立極地研究所

データサイエンス共同利用基盤施設

Research Organization of Information and Systems

極地研談話会が開催されました(2011.04.20): 国際極年をめぐるデータマネージメント
投稿者 : admin 投稿日時: 2011-05-11 13:30:36 (2600 ヒット)

国際極年IPY2007-2008のデータマネージメントに関する談話会が開催されました(2011.04.20)。

--------------記-------------------
日時:4月20日(水) 11:00〜11:45
場所:極地研3Fセミナー室(301)
講演者:金尾政紀(極域データセンター)
タイトル:「国際極年をめぐるデータマネージメント」

講演要旨:
 南極観測開始の契機となった「国際地球観測年(IGY)」から半世紀を経て、国際科学会議(ICSU)と世界気象機関(WMO)が中心となり「国際極年(IPY2007−2008)」が実施された。両極における様々な研究活動が、国際的連携により組織的・集約的に展開され、生物圏を含めた地球規模の変動現象が顕著に捉えられた。極域研究の重要性はかつてなく高まり、我が国も国際極年に主導的立場で多数の観測計画に参画した。
 しかし国際極年への取り組みは極域研究の通過点に過ぎず、ポストIPYでの地球環境変動のモニタリング、さらなる基礎科学的発見や研究観測手法の開発、IPYの遺産(Legacy)としての観測プラットフォームの保守、両極のデータマネージメント等、様々なカテゴリーで永続的な国際協力の推進の重要性は言を待たない。さらに、SCAR・IASCをめぐる新たな展開(「国際極地10年(IPD)、APECS(若手研究者組織)、極域情報コモン(PIC)、等)に対しても、速やかかつ的確な対応が必要である。
 本発表では、国際極年をめぐるデータマネージメントの経過・現況についての概要説明を中心に、我が国と極地研の対応、また今後のSCAR,IASC, WDS等の関連した動向が紹介された。


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