今年9月に京都で開催される第1回国際WDS会議のご案内です。
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「The 1st ICSU World Data System Conference
- Global Data for Global Science -」
日時:2011年9月3日(土)〜6日(火)
場所:京都大学時計台記念館
HP:http://wds-kyoto-2011.org/
Abstract 締切: 2011年6月3日
Registration 締切: 2011年7月31日
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WDS(World Data System)とは、データ関連を扱うICSU(International Council for Science)傘下の組織として、2008年に新たに発足したもので、それまでのWDC(World Data Centre)とFAGS(Federation of Astronomical and Geophysical data-analysis Services)を統合して、新しい国際的なデータ保持・公開のシステムやネットワーク構築を進めようとするものです。
ご案内するのは、WDSの第1回目の国際会議で、データ処理・公開や情報処理に関わる幅広い分野の研究者に参加して頂き、それらの方々からの提言や助言をもとに、WDSの将来計画について議論する、という目的のものです。
会議全体は、「WDS関連セッション」と「サイエンスセッション」の2つからなり、「サイエンスセッション」では、国内外の幅広い分野の方々に、データ処理・解析・公開、情報処理技術などに関わる最先端のサイエンスの紹介をしていただくよう、参加を呼びかけています。
上記ホームページに、会議の詳細や投稿案内などが掲載されていますので、ご興味のある方は、是非ご参加下さい。
また、関連研究者や関連学会等に、この情報を流していただければと思います。
門倉昭
極地研・宙空圏研究グループ
第1回WDS会議LOC
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<参考情報>
・極地研がこの会議の協賛機関となっています。
・WDSのホームページ:http://www.icsu-wds.org/
・現在WDSへの参加の意思表明(Expression of Interest)をしている組織は約100機関あり、日本からは、以下の7つの組織が手を上げています:
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WDC for Geomagnetism, Kyoto University
WDC for Ionosphere, NICT
WDC for Cosmic Rays, STE-Lab, Nagoya Univ.
WDC for Aurora, NIPR
WDC for Space Science Satellites, JAXA/ISAS
Japan Oceanographic Data Center (JODC), Japan Coast Guard
Marine Information Research Center, Japan Hydrographic Association
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・また、WDSのIPO(International Programme Office:国際事務局)が、日本のNICTに置かれることが2010年に決定されています。