この研究集会では、「グローバルデータシステムにおける極域データ活動」に焦点を当て、各国の南極データセンター(NADC)や国際科学会議(ICSU)下の「世界データシステム (WDS)」を構成する各データセンター担当者、並びにデータを利用する研究者側からの意見・提案を集約し、極域データを中心とした「南極データマネージメント委員会(SCADM)」とWDSの今後の諸活動の方向性、並びに学際団体間の具体的連携について議論を行います。
特に、国際極年(IPY)で新たに発足した「極域情報コモン(PIC)」、北極域のデータ活動(IASC, SAON)等、ICSU下の関連団体におけるデータ管理体制についても意見交換を行います。また、多様なデータセットにより創成される、極域を主とした地球科学分野での新たな国際共同研究の可能性を検討します。
SCADMやWDSの関係者、及び地球科学を中心とするデータ関係者(研究者・データ提供者)を交えて本研究集会を実施し、研究者間の連携を深めると共に、WDSの構築推進と極域科学情報の有効利用および学際領域研究を効率的に推進することが期待されます。また、広範な分野のデータ体制を整備する上で、複数の学界および公的組織・機関に強いインパクトを与えるでしょう。さらに、極地を含む科学データ流通のための、新たなグローバルシステム構築推進における我が国(極地研及びNICTを含む)の大きな貢献を示します。
主催:南極データマネージメント委員会(SCADM)、世界データシステム科学組織委員会(WDS-SC)
共催:国立極地研究所(NIPR)、情報通信研究機構(NICT)、国立科学博物館(NMNS)、世界データシステム国際プログラムオフィス(WDS-IPO)
後援:国際科学会議(ICSU)、南極研究科学委員会(SCAR)、世界データシステム (WDS)、国際北極科学委員会(IASC)、科学技術データ委員会(CODATA)、北極域持続的観測網(SAON)、日本学術会議SCAR・WDS・IASC各小委員会、他
HP: http://www.polar-data-forum.org/
2012年10月28〜31日に台北(台湾)にて、ISCU下の学際団体「科学技術データ委員会(CODATA)」の第23回総会が行われます。
同時に、ICSU-ワールドデータシステム(WDS)の関連会合も行われます。WDSメンバーフォーラムが28日、WDSタウンホール会合(Town Hall Meeting)が31日にそれぞれ開催。
今回の総会テーマは、”Open Data & Information for a Changing Planet”。また東日本巨大地震に関連して「災害によるデータ損失」に関するパネル討論を中心としたセッションも、我が国主催で行われます。
http://www.codata2012.com/
メタデータベース表紙ページのレイアウトを更新:
・極域情報コモン(PIC)の位置を左側に移動
・関連データベースのリンク先バナーの追加
極域メタデータベースのユーザマニュアルを更新しました(第3版)
以下の項目について更新(主なもの)。
・「公開についての項目」に「データポリシー」を追加
・「観測についての項目」の「観測領域」をGoogle Map にリンク
・アルバム機能、ユーザプロフィール機能、他
http://scidbase.nipr.ac.jp/modules/site/index.php?content_id=14
登録メタデータの「観測領域」を、Google Mapへ表示する機能を追加しました