研究分野
地圏 => 測地・リモートセンシング
モニタリング => 地圏
IPY => 地圏
概要についての項目 | |
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タイトル | 測地VLBI観測データ(昭和基地) |
サブタイトル | |
データ概要 | 1998年2月(JARE39)より昭和基地を中心とした昭和VLBI実験が開始された。 この国際共同実験は昭和基地とオーストラリア・ホバート局、南アフリカ・ハーテベステーク局の3点の間で年間4回以上行なわれている。 VLBIはVery Long Baseline Interferometryの略で、遥か彼方にある電波星からやってくる微弱な電波を地球上の2点で受信し、その到達時間の差から2地点間の距離を求める技術。 昭和VLBI実験の目的は、南極プレートの運動や最終氷期後の地殻の上昇運動の検出、南半球の測地座標系の高精度化、南半球から見える電波星の位置の精密決定などである。 1999年(JARE40)からは、南極半島にあるオヒギンズ局を中心とするOHIG実験にも年間2ないし3回参加し、南極プレートの内部変形や最終氷期後の地殻の上昇運動の検出をめざしている。 解析後の結果については、基本的には学会や論文等で公表する。また、処理や解析の進捗状況は本サイトでの公開も予定しているが、さしあたってはIVSのWebサイトで参照できる。 |
観測についての項目 | |
観測領域 | |
観測点名 | 昭和基地多目的大型アンテナ |
観測期間/運用期間 | 1998 - 継続中 |
データ取得期間 | 1998-02 - 継続中 |
観測風景 |
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データについての項目 | |
データ名 | VLBI観測データ |
データ形式 | デジタルデータ |
データ取得サンプリング | 24時間または48時間 |
観測機器 | 11m口径パラボラアンテナ、受信機、記録装置、精密時計(水素メーザー) |
サンプルデータ |
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公開についての項目 | |
データ公開方法 | 国際VLBI事業 :http://ivscc.gsfc.nasa.gov/ Metadata/AMD : Japanese Antarctic Research Expedition Geoscience Survey-VLBI データ アーカイブス : 測地VLBI観測データ(昭和基地) |
データポリシー | |
データセンター(問合せ先) | 国立極地研究所 土井浩一郎、渋谷和雄、国土地理院 福崎順洋、国立天文台 寺家孝明 |
doi (at) nipr.ac.jp | |
関連機関 | 国土地理院、国立天文台、IVS(International VLBI Service) |
主な研究成果 | Fukuzaki, Y., K. Shibuya, K. Doi, and T. Jike, Processing of the Data of Syowa VLBI experiment by Copying Between the Different Recording Systems and the Result, 2nd IVS General Meeting, Tsukuba, February 2002. Jike, T., S. Manabe, Y. Tamura, K. Shibuya, K. Doi and Antarctic VLBI Group, The Antarctic VLBI Experiments During JARE30and Geodetic Analyses by the Mitaka FX Correlator, 2nd IVS General Meeting, Tsukuba, February 2002. |
Digital Object Identifier(DOI) | |
Creator | |
Publisher | National Institute of Polar Research |