研究分野
気水圏 => 大気科学(南極)
プロジェクト => 気水圏
概要についての項目 | |
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タイトル | 大気中水蒸気の水素・酸素安定同位体組成 |
サブタイトル | 水蒸気の安定同位体比 |
データ概要 | 日本南極地域観測隊(JARE)における豪州から昭和基地までの航海中、および昭和沖での停船時に大気中水蒸気の同位体比を連続観測を行う。観測は、砕氷艦「しらせ」の第1観測室にLGR社製の水蒸気同位体計測装置(WVIA)と標準水蒸気発生装置(WVISS)を組み合わせた装置を設置して実施する。空気取り込み口を第6甲板に設置(高度約30m)に設置し、そこから20L/minの速度で吸引した空気試料をPFAチューブ(1/4inch)を使って水蒸気同位体計測装置に導する。計測は、大気表層大気の水蒸気量、および水蒸気の安定同位体比(重水素水、重酸素水)を1秒間隔で行い、1時間平均値を出力する。 |
観測についての項目 | |
観測領域 | |
観測点名 | |
観測期間/運用期間 | 2013 - 継続中 |
データ取得期間 | 2013 - 継続中 |
観測風景 |
装置外観 |
データについての項目 | |
データ名 | 表層大気水蒸気中に含まれる水素・酸素の安定同位体比組成 |
データ形式 | Text format |
データ取得サンプリング | 連続観測 |
観測機器 | LGR社製水蒸気同位体計測装置+標準水蒸気発生装置 |
サンプルデータ |
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公開についての項目 | |
データ公開方法 | データ アーカイブス : 水蒸気安定同位体比(H216O, HDO, H218O) |
データポリシー | |
データセンター(問合せ先) | 名古屋大学宇宙地球環境研究所 (栗田 直幸) |
nkurita1126(at)nifty.com | |
関連機関 | |
主な研究成果 | Kurita, N., N. Hirasawa, S. Koga, J. Matsushita, H.-C. Steen-Larsen, V. Masson-Delmotte, and Y. Fujiyoshi (2016), Influence of large-scale atmospheric circulation on marine air intrusion toward the East Antarctic coast, Geophys. Res. Lett., 43, 9298-9305, do:10.1002/2016GL070246. Kurita, N., N. Hirasawa, S. Koga, J. Matsushita, H.-C. Steen-Larsen, V. Masson-Delmotte, and Y. Fujiyoshi (2016), Identification of air masses responsible for warm events on the East Antarctic coast, SOLA, 12, 307-313, doi:10.2151/sola.2016-060. |
Digital Object Identifier(DOI) | |
Creator | Naoyuki Kurita |
Publisher | National Institute of Polar Research |