NIPR DATA BASE - 南極の「しらせ」搭載のシーロメータ観測データ

研究分野

プロジェクト => 気水圏

概要についての項目

タイトル

南極の「しらせ」搭載のシーロメータ観測データ

サブタイトル

データ概要

このデータは10回の南極地域観測隊（JARE）の航海中のシーロメータによる観測データである。観測は2010年11月に日本を出港した第52次隊（JARE-52）から2019年11月に日本を出港した第61次隊（JARE-61）に実施された。シーロメータは鉛直方向にレーザー光を射出し、大気中からの後方散乱強度測定することによって、雲底高度や雲等の光学的濃度の鉛直分布を観測する。我々の観測はVaisala社のCL51を用いた。ここで公開されるデータは以下の通り4種類であり、計測器から出力されるオリジナルデータと我々が加工した3種類のデータからなる。極地研究所が編集しているPolar data Journalの論文（Hirasawa et al. 2022）にその詳細が記載される。
我々の観測は南大洋、及び南極域の観測を主目的としているが、日本の南方の北半球側の太平洋上の観測データも含まれる。

観測についての項目

観測領域

観測点名

南大洋インド洋区の高緯度域、昭和基地、中緯度の西太平洋域

観測期間/運用期間

2010-11-6 - 2020-3-22

データ取得期間

2010-11-6 - 2020-3-22

観測風景

データについての項目

データ名

南極の「しらせ」搭載のシーロメータ観測データ

データ形式

Plain text partially with HEX ASCII character set

データ取得サンプリング

以下のデータ論文をご参照ください: Hirasawa, N., Shiobara, M., Murayama, T., and Kobayashi, H. (2022): Ship-borne ceilometer measurements over the northwestern Pacific and the Indian sector of the Southern Ocean, and at Syowa Station, Antarctica, in the summers of 2010/11 to 2019/20. Pol. Data Jour., 6, 66-79.

観測機器

Vaisala model CL51

サンプルデータ

A time-height section of the backscatter coefficients on Feb 22, 2020

公開についての項目

データ公開方法

ceilometer on Shirase

データポリシー

以下のデータ論文を引用してください。
Hirasawa, N., Shiobara, M., Murayama, T., and Kobayashi, H. (2022): Ship-borne ceilometer measurements over the northwestern Pacific and the Indian sector of the Southern Ocean, and at Syowa Station, Antarctica, in the summers of 2010/11 to 2019/20. Pol. Data Jour., 6, 66-79. Paper DOI: http://doi.org/10.20575/00000042
https://scidbase.nipr.ac.jp/modules/metadata/index.php?content_id=393&ml_lang=en

データセンター(問合せ先)

National Institute of Polar Research (平沢尚彦)

E-mail

hira.n (at) nipr.ac.jp

研究分野

気水圏 => 大気・海氷科学(船上)

プロジェクト => 気水圏